ビジネス英語について

ビジネス英語は専門用語を覚え、スラングは使わない

私がアメリカで不動産の仕事をした際、契約書に関することはすべて弁護士に作成してもらっていました。

私も当然、それを読まされ勉強しましたが、この時に不動産セールスパーソンの勉強が役立ちました。

ロスアンゼルスで事業を起こしている何人かの日本人の方々と交流を持つことができ、色々と勉強せていただきましたが、ビジネスにおける契約ごとは、やはり皆さん弁護士にまかせているようです。

会話に関して言うと、5年間のロスアンゼルス滞在期間中、ビジネス英会話というものを意識したことがありません。

自分の仕事に限らず、プライベートでも異業種交流に参加したりして、多くのアメリカ人のビジネスマンやウーマンと接してきましたが、特に意識して英語を使い分けたといいうことはありません。

これは、きっと自分でNHKのビジネス英会話をつかって勉強した効果もあるかもしれません。

やはり、英語にもフォーマル、インフォーマルな表現の違いがあります。

日本で英語の教材を使って勉強した人は、基本的に丁寧な表現を身につけているはずですから、特に問題はないと思います。

気をつけなくてはならないのは、ネイティブの友達と過ごして英語を覚えた人でしょう。かれらは、日常でスラング(俗語)を使いますから、それを覚えてしまうと、ビジネスの場では問題になることがあります。

たとえば、アメリカ人の中には、“.........you know”(...でしょう)

と相づちに、この言い方をすることがあります。

でも、これを連発すると教養が低いとみられます。。

私は、このことを知り合った黒人に教えてもらいました。

当時、私の知り合いに、これを連発する日本にがいて、私もいつのまにか使うようになっていたのです。

そうしてたら、その黒人の知り合いが

「経済界の中で“you know”を頻繁に使う人は見かけないでしょ。

これを頻繁に言うと、教養がないとみられるから気をつけた方がいいよ」

と英語でアドバイスしてくれたのです。

それ以来、you knowを頻繁に使う人を見ていると、どうしても耳触りで気になるようになってしまいました。

you knowは「だからさあ」「でしょう」といったニュアンスがあるのです。

あまり、ビジネスの場では使いませんよね。

もちろん、相手に相づちを打つ時には使いますけど、その程度です。

ビジネス英語とは?

フォーマルな表現が良し。

あまり、くだけた言い方は避けるべき。

NHKのビジネス英会話にだって、会話で使っていけない表現がある。

My boss really pisses me off!(上司には本当にうんざりするわ)

これは、私が覚NHKのビジネス英会話教材の会話の中で覚えた表現

です。

アメリカ人の友達と話をしている時に、この表現を使ったら

「Oh,Hiro don't say that」そんなこと言ったらだめだよと言われました。私は、「うちの上司腹が立つ」くらいに理解していたのですが

彼女らの感覚ではpiss offは「むかつく」くらいの表現のようです。

NHKの教材だから、ここに書かれたものであれば大丈夫と思っていたのですが、それ以来、スラングには気をつけるようになりました。

ビジネス英語のカギは専門用語を覚えること

それぞれの業界で専門用語があります。 ビジネス英語は意外と日常会話より覚えるのが早いのです。

なぜなら、話す会話の内容は共通しているのと、自分にそれなりの専門知識があるため、会話の内容を把握しやすいためです。

ある調査によると、海外駐在員が会話で一番苦労するのは、商談が無事終えて、会食をする際などに交わす日常的な会話だという

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