理想と言葉
日本人は言いたいことの半分も話さなず、アメリカ人は120%話す、ということを聞いたことがあります。
職場や家族など、人間関係においてうまく意志の疎通がとれないことがあるのは、私だけではないでしょう。
「あいつ、何でおれの言うとおりに動けないのかな」
と苛立ってみたり
「なんだよ、自分勝手なことばっかり言いやがって」
と、不満を抱きながら働いてみたり、人間関係にストレスがつきものです。
しかし、そんな不満を感じている自分には、相手を動かすだけの高い理想や計画があったか、相手を納得させられるだけの十分な言葉はあったか、と考えてみると自信がもてないことが多いのです。
多くを語る必要はないのでしょう。
漠然とした想いから発せられる言葉は曖昧(あいまい)で、具体的な計画や考えには、論理的かつ具体的な言葉が発せられます。
「理想」と「言葉」この二つがうまくかみ合ってはじめて、相手を動かす生きた言葉が生まれます。
オバマ大統領のブログでの演説を聞きながら、もっと自分も頑張らなければと、全く違う次元で触発されています。
大切なのは、多くを語ることでもなく、語らないことでもない。
理想を持ち、それを適切な言葉で相手に伝える能力が欲しい!と切実に思いながら今日も、このホームページを更新しています。