英語学習と自己成長
たかが英語学習と言うなかれ。
英語学習は自己成長、自己実現への大きなきっかけとなる。
大げさですか？
私は自分の経験からそうは思いません。
「今の若い人たちに一言お願いします」
とテレビのアナウンサー。
「自分の好きなことを見つけて、それに打ち込むことが大切です」
との答え。
先日のノーベル賞受賞者の答えでした。
私は、この答えをこれまで多くの有名人の口から聞いています。
あの大リーグで活躍しているイチローまでが同じこと述べていました。
そのたびに私は心の中で叫びます。
「その好きなことを見つけられないで多くの若者は焦ってるんじゃないか！」 と。
私が英語の学習を始めた２０歳代の時がまさにそうでした。
「何をしてよいか分からない」
というのが正直なところでした。
ちょうどその時に読んだ本があります。
司馬遼太郎の書いた「竜馬がゆく」です。
完璧にではありませんが、その中で今だに覚えている一節があります。
何をすべきか思い悩んでいた竜馬。
とにかく、常に剣術だけは日々磨いておこう。
役立つかもしれぬ、その日に備えて。
私にとっての英語学習も同様だったと言えます。
まったくの初級レベルでした。
とくに学習するといほど真剣に取り組んでいたわけではありませんが、
「途中でやめないことが重要だ！」
という思いだけで英語に接していたように思います。
気がつけば、アメリカでの仕事をしながら英語でカリフォルニアの不動産資格を取得していました。
現在、英語の初級レベルの方に私は強く伝えたいと思います。
英語学習を続けていると、レベルアップに従い、英語を学習しなければ得られない経験、また英語学習を通しての出会いがあります。
そして、もっとも大切なこととして英語の成長とともに、自分自身に自信が付いてきます。
英語のレベルアップは、自己成長と密接な関係を持っているということを。
