自分の可能性を信じる

自分の可能性を信じる?

「自分を信じろ!」
励ましの時によく使われる言葉です。

人によっては、気合いを入れるものの、どこかピンとこない。

「自分の可能性を信じる」と言葉で言われても、どうも心の奥深くまでストンと落ちてこない人がいます。

人は、言葉で理解できることと、経験することでしか理解できないことがあるようです。

「自分の可能性を信じる」ということは、どうも後者のような気がしてなりません。

私が20歳代のころ、夢中になって成功哲学の本を読みあさった時期があります。

デールカーネギーの「人を動かす」がきっかけでした。

それを機会に、マーフィーの成功の法則、加藤諦三(たいぞう)氏、 渡部昇一氏などの本を、むさぼるように読んだものです。

成功哲学書を読むことがきっかけで本の虫となり、1日1冊ペースで読んでいました。

休みの日も、朝から晩まで本を読んでいました。

多い時で一日3,4冊読んでいました。

おこずかいのほとんどは書籍代でなくなります。

そんな生活が2,3年続くと
「はて、自分はいったい何をやっているのだろう?」
多くの書物を読んだは良いが、いったい自分はこれまで形に残ることを何かしたきただろうか?
と疑問に感じたのです。

2,3年の間、書物を読むことで精神面で満たされたものの、その間、何らかの行動を起こすということから逃避していたようにも思えます。

結局その間、形に残るようなことを何一つ行っていなかったからです。

日々成長が実感できる子供を見ていると、本当に将来の大きな可能性を感じずにはいられません。

対照的に、人が自分の可能性を信じられなくなる時というのは、自分自身が成長していない時ではないでしょうか。

自分が成長するために、何らかの努力をしていない時なのではないでしょうか。

一日、わずかでも良いのです。

一歩前進するための行動を起こすことが、「自分の可能性を信じることができる自分になる」ためのキーポイントだと思います。

子供のころは、義務教育という名のもとに、嫌々ながら学校に通いました。

社会人になり、仕事が終わったら何をしても自由な環境の中で成長を続け、自分の可能性を広げるということは本当に大変なことですが、その壁を乗り越えることで得られる「自信」は貴重な体験であり、自分だけの宝物でもあります。

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