バイク事故でヘルメット会社を告訴
バイクを運転していた人が転倒し、ヘルメットを強く地面にぶつけた衝撃でヘルメットが割れてしまった。
その事故で運転手は全身麻痺で車いす生活。
「ヘルメットがなければ死んでいただろうな」
この話を聞いていた私はそう思いました。
その後運転手は、割れたヘルメットの製造会社を相手取り訴訟。
「はっ?どういうこと?」
と私は自分の耳を疑いました。
運転手の言い分は、
「ヘルメットが割れなければ、これほどまでに重体にならずに済んだ」
ということらしいのです。
「そんなバカな」
と思いましたが、この話をしてくれていた友人の弁護士は
「これくらいのケースであれば運転手が勝訴する可能性は十分にあるんじゃないかな」
と言うのです。
一般的に、このように理解しがたいケースではも、弁護士の腕次第で陪審員の同情心をあおり、陪審員を味方につけることで裁判に勝つ例があるというのです。
その後の結果は分かりませんが。